海事代理士
どんな資格?
海事代理士とは、他人や企業からの委託によって、海技試験の申請、海技免状の申請・更新・再交付手続き、船舶の船籍港に関する手続きや検査などの手続き代行などを行う海の行政書士ともいえる国土交通省管轄の国家資格です。
海事代理士になるには、国土交通省の運輸局が執り行う海事代理士国家試験を受験して合格する必要があります。
資格種類
国家資格
合格率
約60%
受験資格
学歴、年齢、性別等による制限はありませんが、試験に合格しても海事代理士法第3条に規定する欠格事由に該当する者は、海事代理士の登録ができません。
試験内容
1次試験、2次試験の2部制
【1次試験:筆記試験】
〔一般法律常識〕
1:憲法 2:民法 3:商法
〔海事法令〕
1:国土交通省設置法 2:船舶法 3:船舶安全法
4:船舶のトン数の測度に関する法律 5:船員法
6:船舶職員および小型船舶操縦者法 7:海上運送法 8:港湾運送事業法
9:港則法 10:海上交通安全法 11:造船法
12:海洋汚染等および海上災害の防止に関する法律
13:国際公開船舶および国際港湾施設の保安の確保等に関する法律及びこれらの法律に基づく命令等
【2次試験:口述試験】
1:船舶法 2:船舶安全法 3:船員法 4:船舶職員及び小型船舶操縦者法
試験日
【1次試験】:10月
【2次試験】:11月
試験地
【1次試験】:小樽、仙台、新潟、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、高松、福岡、那覇
【2次試験】:東京
申し込み先・申し込み方法
海事局海事人材政策課海事振興企画室海事係
℡03(5253)8111(内線45128)
受験料
6,800円