将来性

　海上無線通信士は、海上における遭難及び安全に関して船舶の無線設備を操作する技術者です。漁船の船舶局や漁業用海岸局などが主な働き場所として挙げられ、就職に関してはこの資格だけでは難しいと言われていますので、他の無線資格などをあわせて取得するほうが将来性が高まるでしょう。

平均年収や給料

　海上無線通信士の平均年収データは発見できませんでした。現在の漁船の乗組員の給料は300万円～500万円程度と言われていますので、海上無線通信士として船舶に乗り込む場合も同程度の給料収入になると思われます。

給料以外の特典

　海上無線通信士の資格は、無線技術者として一定のステータスにはなりますが、それ程大きな特典と呼べるものは見当たりません。現在の無線設備は、自動化が進み操作も簡単なので、特に専門技術者が必要だと言うほどのものではない為、資格者として必要ではあるものの、実用性がかなり狭められているのが実情のようです。