航空管制官
どんな資格?
航空管制官とは、空港の管制塔から、レーダーを使って飛行中の全ての航空機の状況を把握し、離着陸の許可・飛行の方向・高度などの指示をパイロットに送る航空交通管制業務を行う国家公務員としての国土交通省管轄下にある資格です
航空管制官になるには、2つ方法があります。1つは、人事院が実施する航空管制官採用試験に合格する道で、21歳以上29歳未満の人が受験でき、合格率は約1%という超難関試験です。もう1つは、航空保安大学校学生試験に合格し、航空管制科で学んで卒業する道です。こちらは21歳未満でないと受験できませんのでご注意ください。
資格種類
国家資格
合格率
約5%
受験資格
受験年の4月1日現、21歳以上29歳未満の者
試験内容
1次試験、2次試験の2部制
【1次試験】
1:教養試験(公務員として必要な一般的な知識及び知能についての筆記試験)
2:適正試験(1:記憶についての検査(示された図や記号などを記憶するもの)2:空間関係についての検査(空間的な方向や移動などの状態を判断するもの))
3:外国語試験(英文解釈、和文英訳、英文法についての筆記試験)
【2次試験】
1:外国語試験(英語のヒアリング、簡単な英会話)
2:人物試験(人柄、対人的能力などについての個別面接)
3:身体試験(主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、血圧、尿、その他一般内科系検査)
4:身体測定(視力、色覚、聴力についての測定)
試験日
【1次試験】:9月
【2次試験】:11月
試験地
【1次試験】:札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、宮崎、那覇
【2次試験】:札幌、東京、大阪、福岡、那覇
申し込み先・申し込み方法
国土交通省 航空保安大学校教務課
〒598-0047 大阪府泉佐野市りんくう往来南3-11
℡072(458)3917
※電話での問い合わせは土日祝日を除く9:00~17:00
受験料
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