事業用操縦士とは、上空の遊覧や農薬散布、報道などの目的で報酬を得て飛行機やヘリコプターを操縦するために必要な国土交通大臣が認定する国家資格です。操縦できる機体ごとに事業用操縦士（飛行機）、事業用操縦士（飛行船）、事業用操縦士（滑空機：グライダー）、事業用操縦士（回転翼：ヘリコプター）があり、それぞれ別に取得する必要があります。
　事業用操縦士になるには、自家用操縦士等の資格をもって受験資格をクリアする為既定の飛行経験を経て事業用操縦士国家試験を受験して合格する必要がありますが、フライトスクールなどに入り取得する方が一般的です。

資格種類

国家資格

合格率

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受験資格

【飛行機】：１８歳以上で２００時間の飛行経験（機長時間１００時間、野外飛行２０時間、夜間飛行５時間、計器飛行１０時間を含む）を有する者など
【回転翼】：１８歳以上で１５０時間の飛行経験（機長時間３５時間、野外飛行１０時間、夜間飛行５時間、計器飛行１０時関東を含む）を有する者など
【滑空機】：要確認
【飛行船】：１８歳以上で２００時間の飛行経験（機長時間５０時間、野外飛行１０時間、夜間飛行１０時間、計器飛行１０時間党を含む）を有する者など

試験内容

【学科試験】
１：航空工学　２：航空気象
【実地試験】
１：運航に必要な知識　２：飛行前作業

詳細については、各受験資格種類により異なる

試験日

【事業用操縦士：飛行機、回転翼】：奇数月（１月、３月、５月、７月、９月、１１月）
【事業用操縦士：滑空機、飛行船】：３月、７月、１１月

試験地

東京、大阪、福岡、その他

申し込み先・申し込み方法

【事業用操縦士：飛行機、回転翼、滑空機】
国土交通省航空局技術部乗員課
℡０３（５２５３）８１１１】

受験料

【事業用操縦士：飛行機、回転翼、飛行船】
〔学科〕：５，６００円
〔実地〕：５６，５００円

【事業用操縦士：滑空機】
〔学科〕：５，６００円
〔実地〕：４８，１００円